THE WILD     

NEW マーク
W:95 D:45 H:40  樹脂彩色 2019年

完成してから、以前つくったライオンとポーズが
ほとんど変わらないことに気づいた。

もっとも、どちらも歩いているライオンの姿なので、
その中でいい形を探っていけば、自ずから似たような
姿になるのは当然かもしれない。

今回の制作はフォルムや粘土のモデリングに重点を置き、いわばオーソドックスな
つくりを目指した。 

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アンダーライン
モラン3

四つ足動物の石膏、樹脂取りは思いのほか難しく、労力が必要。
四本の脚と尻尾が障害物となって石膏を塗るのが難しく、腹の部分
は天井に漆喰を塗るのと同じで作業がひどく厄介。
それに尻尾は細いので、樹脂の流し込み(塗り込み)に神経を使い、
割り出しの時に破損しないよう工夫と細心の注意が必要。

虎とライオンは発生学的に見て近い種で、体の大きさも形状も似ている。 
皮を剥ぐと専門家でも見分けるのが困難らしい。
ライオンは虎に較べてやや体毛が短いのか、外見的には虎より筋肉質に見える。

泥沼の中で捕食するライオンが動画などで見られるが、まるでブロンズ像のようで
ぞくっとするほど美しい。

逆風の中を行く、ライオンの姿をつくろうと思った。